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column

あしあげ隊のつぶやき

2025.06.24

古いエアコンにご用心?梅雨の電気代を左右する買い替えポイント

古いエアコンにご用心?梅雨の電気代を左右する買い替えポイント

梅雨時になると「ジメジメするけど、冷房だと寒い…」という悩みが増えてきます。

そんなとき活躍するのが「除湿運転」。

でも、実は古いエアコンではこの除湿運転が意外と電気代の元凶になっていることをご存じですか?

今回は、古いエアコンが招く梅雨時の電気代増加の理由と、最新モデルの除湿効率や買い替えのメリット、そして一部自治体で活用できる補助金制度までご紹介します。

 

1.除湿なのに電気代が高い理由とは?

一見、冷房より消費電力が低そうな「除湿(ドライ)」運転。

ところが、古い機種では除湿の仕組みが非効率な場合があり、結果的に冷房以上の電気を消費することも。

 

主な原因は以下の通り:

•コンプレッサーのON/OFF制御が粗い:温度変化が大きくなりがちで、余計な電力を使う。

•湿度センサーが未搭載 or 精度が低い:必要以上に除湿しようとする。

•インバーター非搭載:常にフルパワー運転になる。

つまり、10年以上前のエアコンでは「除湿=省エネ」とは限らないのです。

 

2.最新モデルの除湿性能と省エネ機能

近年のエアコンは「再熱除湿」や「快適エコ除湿」など、温度を下げすぎず湿度だけを効率的に下げる機能を搭載している機種が増えています。

項目 旧型エアコン(2008年以前) 最新モデル(2023~2025年)
除湿方式 弱冷房除湿のみ 再熱除湿 or バランス制御
消費電力(目安) 約300~600W 約100~300W(湿度一定時)
センサー機能 温度のみ 温湿度センサー/人感センサー搭載
運転音 大きめ 静音設計
自動掃除機能 なし~簡易 本格自動フィルター清掃あり

さらに、AI学習機能やIoT対応により、使用状況に応じた最適運転を実現するモデルも増加しています。

 

3.電気代の差は年間〇〇円にも?

梅雨〜夏にかけて1日5時間程度エアコンを使う家庭の場合、古いエアコンと新型エアコンでは年間で5,000~10,000円の差が出るケースもあります。

試算例(6月〜9月使用・1日5時間):

機種タイプ 平均消費電力 電気代(27円/kWh換算)
旧型 500W 約8,100円/月(4ヶ月で約32,400円)
新型 250W 約4,050円/月(4ヶ月で約16,200円)

この差が数年続けば、買い替えコストの一部を十分に回収できます。

 

4.いつ買い替えるのが正解?

エアコンの買い替えタイミングとしておすすめなのが:

• 使用年数が10年以上

• 除湿時にカビ臭や不快な音がする

• 夏になると効きが悪い

• 電気代が前年より明らかに上がった

 

新機種の発売直後には旧モデル在庫処分セールもあるため買い替えの狙い目です。

 

5.地域によっては補助金も!チェックしておきたい制度

最近では、省エネ家電の導入に対して自治体や国の補助金制度を活用できるケースがあります。

 

例:(終了している場合があります)

東京都:東京ゼロエミポイント

エアコンだけでなく冷蔵庫や給湯器も対象!

• 環境省:ZEH対応補助制度

住宅とセットでの高効率エアコン導入補助

• 自治体独自のポイント制度

例:京都府・埼玉県などでの家電買替支援

購入前には、お住まいの自治体ホームページを要チェックです。

 

6.まとめ|梅雨の不快さは「賢いエアコン」で乗り切ろう

古いエアコンをなんとなく使い続けてしまいがちですが、梅雨の電気代や快適性に不満を感じているなら、買い替えによる節電+快適性アップの効果は十分期待できます。

「除湿は我慢の季節」ではなく、「除湿も快適にできる時代」へ。

ぜひこの梅雨をきっかけに、エアコンの見直しを考えてみてはいかがでしょうか?

買い替えの際には「エアコン室外機用 防振・防音ゴムマット TFi-3025」もお忘れなく!

室外機から出る振動や騒音が階下に響くのを防ぎます。

(クリックすると商品ページに遷移します)