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あしあげ隊のつぶやき

2025.07.15

7月の電気代が気になる!冷蔵庫の節電ポイント6選

7月の電気代が気になる!冷蔵庫の節電ポイント6選

だんだんと梅雨が明けはじめいよいよ夏本番。

エアコンに加え、冷蔵庫の稼働時間も増える7月は、電気代がグッと高くなりがちです。

特に24時間365日稼働している冷蔵庫は、家庭内でもトップクラスの電力消費家電。

今回は「冷蔵庫の節電ポイント6選」と題して、すぐに実践できる方法をご紹介します。

 

1.【詰めすぎNG】冷蔵庫内は7割収納がベスト

冷蔵庫

冷蔵庫の中をパンパンに詰め込むと、冷気の通り道がふさがれてしまい、庫内全体を効率的に冷やすことができません。

この状態では冷蔵庫がより多くの電力を使って温度を保とうとするため、結果的に無駄な電気代が発生します。

理想は「冷蔵室は7割収納」。適度な空間を確保することで冷気が循環しやすくなり、温度ムラが減って冷却効率が向上します。

特に夏場は庫内温度が上がりやすいため、より一層の配慮が必要です。

収納の工夫としては、よく使う飲み物や調味料は手前にまとめて置くと、取り出しがスムーズになり、ドアの開放時間も短縮できます。

また、奥に入れた食材が見えなくなって無駄にしてしまうことを防ぐためにも、収納ケースや仕切りトレーを活用して、見やすく整頓するのがおすすめです。

 

2.【できるだけ詰める】冷凍室は逆に詰めるのが◎

冷蔵庫

冷凍庫の場合は少し事情が異なります。

中身が多いほど食品自体が保冷材の役割を果たし、省エネ効果が高くなります。

庫内の空間が少ないほど冷気が逃げにくく、再冷却にかかる電力を抑えられるのです。

 

ただし注意点もあります:

•食品が多すぎて冷気吹き出し口をふさぐと、逆に冷えにくくなります。

•食材の種類が多いときは、仕切りやラベルを活用して取り出しやすくすることで、開閉時間の短縮にもつながります。

•冷凍焼けや冷気の循環不足を防ぐためにも、詰め込みすぎには注意が必要です。

冷蔵庫と冷凍庫、それぞれの特性を活かした収納バランスが、もっとも賢い節電術といえます。

 

3.【設定温度を見直そう】季節に合わせて調整を

冷蔵庫の温度設定を「強(強冷)」のまま1年中固定していませんか?

実は、夏場でも室温や使用状況によっては「中(標準)」で十分なことが多く、無駄な電力を抑えられます。

 

冷蔵庫・冷凍庫の目安温度

• 冷蔵室の適正温度:3〜5℃程度

• 冷凍室の適正温度:-18℃以下

ほとんどの家庭用冷蔵庫では、「弱・中・強」の3段階または5段階設定になっており、

メーカーの多くは「中(標準)」が年間を通じた省エネと食品保存のバランスが良い設定としています。

 

季節別・冷蔵庫設定温度の目安

• 夏(外気温が25〜30℃以上) → 「中」または「中〜強」

※室温が極端に高くならなければ「強」は不要

• 春・秋 →「中」が最適

• 冬(室温が10℃を下回るような寒冷地) →「弱」でも十分冷えます

※冷凍食品や生鮮食品を多く保存する場合は注意が必要です。

 

設定変更のポイント

• 冷蔵庫のドアポケットや上段は比較的温度が高くなりやすいので、生ものや痛みやすい食品は下段へ。

• 冷凍食品の量が多く、ドアの開閉も頻繁な場合は、冷凍室のみ「強」寄りにするのが安心です。

• 温度調整スイッチの場所(操作パネル)は機種によって異なるので、説明書やメーカーの公式サイトをチェック。

 

年間の節電効果は?

メーカーによって異なりますが、設定を「強」から「中」に変えるだけで年間数百円〜1,000円以上の節電につながると言われています。

さらに、食品が過剰に冷えすぎて無駄に固くなる、風味が損なわれるといったトラブルも防げます。

 

気温・庫内の量・食品の種類などに合わせてこまめに設定温度を見直す習慣をつけることで、冷蔵庫の消費電力をぐっと抑えることができます。

見直しはたった数分、節電効果は1年続きます!

 

4. 【扉の開け閉めを最小限に】無駄な開閉を減らす

冷蔵庫

冷蔵庫のドアを開けるたびに庫内の冷気が一気に流れ出し、元の温度に戻すために多くの電力が消費されます。

特に夏場は外気温が高いため、庫内の温度が急激に上昇しやすく、電力ロスが大きくなります。

 

節電のためのポイント

• 開閉は1回5秒以内を目安に。取り出すものを事前に決めてから開けるだけでも、電力の無駄を抑えられます。

• よく使う食品(飲み物、調味料など)は手前に置く。探す時間を短縮できます。

• 開ける回数を1日あたり2〜3回減らすだけで、年間数百円〜1,000円以上の節電につながるとも言われています。

 

お子さんがいるご家庭にはこの工夫!

• 透明な収納ボックスやラベル付きトレーを使って「見える化」すると、欲しいものがすぐに見つかり、開けっぱなしを防げます。

• 「おやつゾーン」「朝食セット」「パパの飲み物コーナー」など、使用者ごとにエリアを分けておくと、お子さんでも迷わず取り出せます。

• よく使うものは冷蔵室の下段や手前に配置すると、開閉時間も短く、安全性も向上します。

 

5. 【設置場所の見直し】壁との距離と直射日光に注意

冷蔵庫の背面や側面が壁に近すぎると、熱がこもり冷却効率が下がると言われてきました。

従来の冷蔵庫では背面や側面から熱を放出するため、壁との隙間は5cm〜10cmが目安とされていました。

しかし、最近では「前面放熱」や「ピッタリ設置OK」の省スペースタイプも多く登場しています。

これらのモデルでは、メーカーが指定する通気スペースが非常に狭く、背面や側面をほぼ密着させて設置できるケースもあります。

 

次のポイントを確認してみましょう

• ご自宅の冷蔵庫が「壁ピタ設計」かどうか、取扱説明書やメーカーサイトで確認する。

• 放熱スペースが必要な機種の場合は、壁から5〜10cm以上の間隔を確保する。

• 天面も熱がこもりやすいため、10cm以上の空間を空けるのが理想的。

 

また、直射日光やコンロ・電子レンジなどの熱源のそばに設置すると、外気温の影響で余分な電力を消費してしまいます。

夏場のキッチンでは、遮光カーテンや断熱シートの活用もおすすめです。

 

6. 【定期的な掃除を】ホコリは冷却効率の大敵!

冷蔵庫の背面や底部の放熱口にホコリがたまると、熱がこもりやすくなり、冷却効率が低下します。

その結果、余計な電力を消費することにつながってしまいます。

月に1回程度、掃除機や床用ワイパーなどを使ってホコリを取り除くことで、節電効果を維持しやすくなります。

床とのすき間には、シートを装着して使うワイパー(いわゆる“ドライモップ”)などを使えば、手を汚さずに狭いところまできれいにできます。

 

冷蔵庫下の掃除性を高めるには「あしあげ隊 TFi-7015G」が効果的!

冷蔵庫の下は掃除がしにくい場所です。そんな時に役立つのが、「あしあげ隊 TFi-7015G」。

これは冷蔵庫の脚に取り付けて高さを約1cmだけ持ち上げることで、通気性と掃除性を両立できるサポートグッズです。

• 高さが少し上がることで、床との密着が緩和され、ホコリがたまりにくくなる

• シート装着掃除ワイパーも差し込みやすく、日常的なメンテナンスがぐっとラクに

• 工具不要で設置も簡単、冷蔵庫の安定性を損なわずに使える

 

しかも、TFi-7015Gはアース製薬協力のムシブロックが害虫忌避効果を発揮し冷蔵庫下のムシをブロックします!

(クリックで商品ページへ遷移します)

 

冷蔵庫の周囲環境を整えることも立派な節電対策のひとつ。

掃除と組み合わせて、電気代対策をより効果的に進めていきましょう!

 

7. 【まとめ】少しの工夫で「冷蔵庫節電」もできる!

エコ

常に電気を使い続ける冷蔵庫。

だからこそ、日常的な使い方や周辺環境を少し見直すだけで、確かな節電効果が期待できます。

今回ご紹介した内容は、誰でも今すぐ始められる工夫ばかりです。

これらを心がけることで、年間で数千円単位の節電や、冷蔵庫本体の寿命延長にもつながる可能性があります。

 

下記、経済産業省 資源エネルギー庁の省エネポータルサイト『家庭でできる省エネ』でも推奨しています。

https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/kitchen/index.html#1

 

また、電力使用量を意識することは、家庭の電気代だけでなく、地球環境への負荷を減らす第一歩にもなります。

小さなアクションの積み重ねが、未来のエネルギー問題や気候変動への貢献にもつながっていくのです。

今年の夏は、電気代に優しく、環境にも配慮した暮らしを目指して、ぜひ今日から実践してみてください!