PAGE TOPPAGE TOP

column

あしあげ隊のつぶやき

2023.11.30

洗濯機の引越し準備は水抜きだけじゃない!?前日までにやるべきことを解説!

洗濯機の引越し準備は水抜きだけじゃない!?前日までにやるべきことを解説!

使っている洗濯機を新居に持っていく場合、事前準備として欠かせないのが水抜きの作業です。
洗濯機の水抜きとは「給水ホースと排水ホースに残った水を取り除く作業」のことを言います。
水抜きを正しく行わないと、洗濯機の運搬中に水漏れが起こったり、破損や故障につながったりするため、運搬前日までに必ず済ませておきましょう。

今回は、洗濯機の水抜きの正しいやり方と注意点を解説しながら、洗濯機周りの荷づくりポイントや、水抜き以外の引越し準備について紹介します。

◆洗濯機の水抜きの正しい手順

洗濯機の水抜きは、10~20分あれば終わる作業ですが、洗濯機の種類によって手順が異なります。
そのため、水抜きを行う前には、必ずお使いの洗濯機の機種をチェックしておくようにしましょう。

縦型洗濯機の水抜きを行う場合

縦型洗濯機

縦型(ドラム式ではない)全自動洗濯機の場合は、給水ホース→排水ホースの順番で水抜きを行います。
ホースから水がこぼれて床が濡れることを防ぐために、洗面器や使わなくなったタオル・新聞紙などを用意しておきましょう。

【水抜きの手順】 ~給水ホースの水抜き~

1. 水道の蛇口を締め、洗濯機への給水を止めます。

2. 洗濯機の電源を入れ、スタートボタンを押して回します。給水ホース内に残った水が排出されるのを待ち、1分ほどしたら電源を切ります。

3. 給水ホースから蛇口を外します。
※給水ホースから水があふれてくることもあるため、洗面器を用意しておきます。

~排水ホースの水抜き~

4. 給水ホースの水を抜いた段階では、その水が洗濯槽内に残っている状態です。そのため、再度洗濯機の電源を入れ、脱水をスタートします。
一番短い時間で回し、水を抜いたあとは洗濯槽の水気をふき取ります。

5. 排水口から排水ホースを抜きます。

※排水ホースから水があふれてくることもあるため、洗面器やタオルを用意しておきます。

 

これで一般的な洗濯機(ドラム式以外)の水抜きは完了です。

 

ドラム式洗濯機の水抜きを行う場合

ドラム式洗濯機

ドラム式洗濯機の場合は、3カ所の水抜きを行う必要があります。給水ホース→糸くずフィルター→排水ホースの順番で水抜きを行います。

【水抜きの手順】 ~給水ホースの水抜き~

1. 水道の蛇口を締め、洗濯機への給水を止めます。

2. 洗濯機の電源を入れ、「ドライコース」もしくは「槽洗浄コース」で洗濯機を回します。

3. ホース内の水が抜けるのを待ち、15秒ほどしたら電源を切って給水ホースを外します。

~糸くずフィルターの水抜き~

4. 再度洗濯機の電源を入れ、1分間脱水を行います。

5. 糸くずフィルターを取り出し、洗面器に水を流します。水をすべて取り除いたら、タオルなどで水気を取り元に戻します。

~排水ホースの水抜き~

6. 洗濯槽内に水が溜まっていないことを確認し、電源を切ります。排水口から排水ホースを抜きます。

※排水ホースから水があふれてくることもあるため、洗面器やタオルを用意しておきます。

 

これでドラム式洗濯機の水抜きは完了です。

 

◆洗濯機の水抜きを行う際の注意点

洗濯機の水抜きを行う際は、以下の2つに注意しましょう。

事前に洗濯機周辺の物を片づけておく

ホースを抜く際、水があふれて周辺に飛び散ってしまうことがあります。
洗濯機周辺に置いてあるものが濡れるおそれがあるため、近くに精密機器や貴重品を置かないよう整理しておきましょう。

付属部品の紛失に注意する

外した給水・排水ホースの部品を失くしてしまうと、再度設置することができなくなってしまいます。
引越し前後の紛失を防ぐため、細かいパーツはジップ付きのビニール袋などに入れ、洗濯槽内に保管しておくのがおすすめです。

 

◆洗濯機周りの荷づくりポイント3つ

引越し準備で洗濯機周辺の荷づくりを行う際、意識したいポイント3つを以下にまとめました。

洗濯機のフタはテープで留めておく

運搬時の振動によりフタが動き、傷が付いてしまうこともあります。
綺麗な状態のまま新居に運搬するためにも、フタをテープなどでしっかり止めて動かないようにしておくと安心です。

 

物件に備え付けの部品は持っていかない

物件にもともと備わっていたエルボ(排水ホースに取り付けるL字型接続部)などの部品は、新居に持っていかないよう注意しましょう。
うっかり持って行ってしまうと、場合によっては原状回復費用を請求されることもあります。

 

洗濯機の搬出後は綺麗に掃除する

普段から洗濯機の下は掃除がしにくいため、周辺には汚れが溜まりやすくなります。
洗濯機の搬出後は、大家さんへの感謝の気持ちも込め、洗濯パン内のゴミやほこり、カビ、水アカなどを綺麗に取り除いてから引き渡すように心がけましょう。

 

◆水抜きだけじゃない!引越しまでにやっておきたいこと

新居に洗濯機を運搬するにあたり、必要なのは水抜きだけではありません。
最後は、新居に引っ越す前にやっておくと安心な3つのことを紹介します。

 

新居の洗濯機置き場を確認し、かさ上げ台を準備する

あしあげ隊 TFi-9045を洗濯機の足の下に設置するところ

多くの住宅には洗濯パンが備え付けられていますが、洗濯機の形状によっては大きさが合わず、設置のためにかさ上げが必要になるケースもあります。
かさ上げとは、洗濯機の下にかさ上げ台と呼ばれるマットを取り付け、洗濯機の高さを上げることです。

洗濯機の脚の四隅に取り付けるタイプが主流で、5~10cm程度かさ上げするのが一般的です。
新居の洗濯パンと洗濯機のサイズが合わない場合でも、かさ上げ台などのアイテムを用意しておけば、洗濯機の設置スペースを確保することができます。
大きさを無視し、無理やり設置しようとすると、床を傷つけたり、ホースなどのパーツが破損して水漏れを招いたりすることがあるため、今使っている洗濯機が、新居にも設置できるか事前に確認しておきましょう。

洗濯機の排水溝

また、排水口が洗濯機本体の真下についている場合には多くのケースでかさ上げが必要です。
洗濯機の設置を引越し業者や、家電量販店に依頼している場合も、かさ上げ台は別料金となるため、急な出費を防ぐためにも洗濯機置き場の確認とかさ上げ台の用意はセットで進めましょう。

 

自分で取り付け可能なパターンと控えたいパターンの見分け方

洗濯機の設置は自力でも可能ですが、その場合は最低2人以上で行ってください。
ただし、以下のような場合は専門業者に依頼することをおすすめします。

・排水口が排水ホースの逆側にある

・洗濯機をかさ上げしたい

・洗濯機置き場が狭い

・コンセントが届かない

ホースを取り付けるだけとはいえ、設置作業に慣れていないと難しい場合もあります。
また、正しく設置されていないと水漏れを起こすこともあるため、不安な場合には引越し前に業者を手配しておきましょう。

 

防音・防振に取り組んでおくと近隣トラブル対策もできる!

特にアパートやマンションでは、洗濯機を回す際の音や振動は周囲に伝わりやすく、場合によっては近隣トラブルにつながることもあります。
新居への引越しのタイミングで、洗濯機下にゴムマットなどを取り付ければ、洗濯機から出る音や振動を抑えてくれます。

 

◆洗濯機のかさ上げはゴムマットがおすすめ!

ゴム製のかさ上げ台であれば、設置後も洗濯機の裏や下の掃除がしやすくなるだけでなく、防音・防振対策もできておすすめです。
新居をきれいに使いたい方、お持ちの洗濯機を長く使いたい方は、ぜひ引越し時の設置をご検討ください。

タツフト「あしあげ隊」のラインナップにも、洗濯機のかさ上げ台として使えるゴムマットを2種類ご用意しています。
どちらも縦型・ドラム式の両機種に対応し、極厚ゴム100%で重い洗濯機でもしっかりかさ上げします。ゴム特有の防振性で、床に伝わる洗濯機の振動も20~40%軽減できます。※
※社内調べ:設置環境によって異なります

 

TFi-5505/5515 洗濯機高さ調整ゴムマット

洗濯機のかさ上げ用のゴムマット4個をセットにしました。高さ45mmの「TFi-5505」と、高さ25mmの「TFi-5515」の2タイプをご用意しております。
2段まで重ねてお使いいただけます。

TFi-9045 洗濯機高さ調整ゴムマット

高さ45mmのゴムマット4個のセットです。
床面に色素が移りにくい新素材をしています。本製品も2段まで重ねてお使いいただけます。

 

>>洗濯機高さ調整ゴムマット 購入はこちら

 

◆洗濯機の水抜きは簡単!引越し前日までに済ませておきましょう

引越し前日までに済ませておきたい、洗濯機の水抜き作業。正しい手順を覚えておけば、自力でも簡単に行えます。
新居に引っ越したあとも、かさ上げ台を活用するなどのひと工夫で、日常生活や次の引越しに備えて快適に過ごしましょう。