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column

あしあげ隊のつぶやき

2025.05.01

【必見】暑くなる前にエアコンのチェック!知っておくべき3つのポイント

【必見】暑くなる前にエアコンのチェック!知っておくべき3つのポイント

もうすぐGW!

外出するにはぴったりの季節…と言いたいところですが、ここ数年は5月頭頃から気温が30度近くなることも多く、

あったかいを通り越して暑い!という天気の日も増えてきました。

そんな時に頼りになるのは「エアコン」。

本格的に夏が来る前にエアコンを万全の状態にしておきましょう!

 

1.エアコンの基本チェックリスト

◆フィルターの清掃

エアコンの性能を維持し、健康的な空気を保つためには定期的なフィルターの清掃が欠かせません。

定期的にフィルターを清掃することで、エアコンの性能を保ち、電気代の節約や健康維持にもつながります。

まず、エアコンの電源を必ず切ってください。

作業中に誤って運転を開始しないよう注意が必要です。

次に、エアコンの前面パネルやフィルターを慎重に取り外します。

多くのモデルでは、パネルはマグネットや爪で固定されているため、無理に引き離さないよう気をつけてください。

フィルターを取り外したら、ほこりや汚れを落とします。

掃除の基本は水洗いです。

洗面器や浴槽にぬるま湯を用意し、軽く洗浄剤を含ませた柔らかいブラシや布で汚れを落としましょう。

絶対に、強い洗剤や硬いブラシは使わないでください。

フィルターの素材を傷つける原因となります。

洗った後は、十分に水気を切って自然乾燥させます。

直射日光に当てると、フィルターの劣化を早める恐れがあるため、風通しの良い場所で乾かすことをおすすめします。

完全に乾いたら、元の位置に戻し、パネルをしっかりと取り付けて作業は完了です。

 

◆冷媒の状態確認

冷媒の状態確認は、エアコンの正常な動作と効き目を保つために非常に重要です。

冷媒はエアコンの冷却や暖房の仕組みの中心的役割を果たします。

良好でないと冷房や暖房の効きが悪くなるだけでなく、エアコン本体にも負担がかかり、故障の原因となることがあります。

冷媒の状態を確認する方法としては、専門の技術者による点検が最も確実です。

しかし、家庭でできる範囲のチェックとしては、「冷媒配管の異常な冷却や暖房の効きのムラ」、「不可解な臭いや異音の発生」に着目すると良いでしょう。

素人が冷媒の中身を直接触ったり、圧力を測定したりすることは危険を伴います。

そのため、異常を感じた場合や冷媒漏れの疑いがある場合は、無理をせずに資格を持つ専門業者に依頼することを強くおすすめします。

 

◆運転音や臭いの異常がないか

異常を早期に発見することで、故障の予防や修理費用の削減につながります。

例えば、エアコンを運転させたときに、「異常な金属音やブーンとした大きな音」が聞こえる場合は、ファンやコンプレッサーに不具合が生じている可能性があります。

また、嫌な臭いが室内に漂う場合は、カビや雑菌の繁殖、またはフィルターの汚れが原因であることが多いです。

これらの臭いは、エアコン内部にカビやホコリがたまっているサインです。

異常な音や臭いはエアコン内部や配管に何らかの問題が発生しているサインです。

放置すると症状が悪化し、最悪の場合はエアコン全体の故障に発展する可能性があるので注意が必要です。

 

2.エアコンを長持ちさせる方法

暑くなる季節は駆け込み需要も増えて、エアコンが壊れても修理や交換する人手が少なくなりがち!

いざという時に壊れて使えない…買い替えでお金がかかる…とならないよう、長く大切に使う方法も覚えておきましょう。

 

◆運転モードの設定を適切に

適切な運転モードを選ぶことで省エネにつながるだけでなく、エアコンの負担を軽減し、寿命を延ばすことが可能です。

エアコンは使用状況や外気温、部屋の状況に応じて最適な運転モードを選ぶ必要があります。

例えば、冷房だけに頼ると、無駄に電力を消費したり、部品に過剰な負荷がかかることがあります。

そのため、冷房、除湿、送風といったモードを状況に応じて使い分けることが長持ちの秘訣となります。

さらに、部屋の温度が適切に保たれている場合、冷房の設定温度を少し高めに調整すれば、エアコンの負担を減らし、稼働時間も短縮できます。

 

◆温度設定を見直す

適切な温度設定をすることもエアコンの負担を軽減し、長寿命化につながります。

過度に冷やしすぎたり、逆に温度設定が高すぎると、エアコンの運転負荷が増し、内部部品の摩耗や故障のリスクが高まるからです。

暑い日にはつい設定温度を大幅に下げたくなりますが、これでは冷媒や圧縮機に余計な負担がかかります。

一方で、26度から28度の範囲に設定すれば、必要な冷房効果は得られながらも、エアコンの動作負荷は軽減されます。

また、室内の快適さを保ちながら節電やエアコンの長寿命化を実現したい場合は、適切な温度に設定するとともに、風向きや風量を調整するのも有効です。

例えば、風向きを天井付近に向けて冷気を部屋全体に広げる工夫をすれば、設定温度を高めにしても十分に涼しく感じられます。

エアコンだけでなくサーキュレーターや扇風機を併用することもオススメです。

この方法は、エアコンの稼働を抑えることで長持ちさせるだけでなく、省エネにもつながります。

 

◆室外機の状態をチェック

エアコンを長持ちさせるには室内機だけでなく室外機のチェックも大切です。

例えば、外に設置された室外機に土や落ち葉、ゴミがたまっていると、冷房効率が下がるだけでなく、動作不良や故障リスクも高まります。

風通しが悪い状態だと、熱を効果的に排出できなくなり、冷媒の温度バランスも崩れやすくなります。

これにより、エアコンの動作負荷が増し、電力消費が増え、故障の可能性も高まります。

定期的に以下のポイントをチェックすると良いでしょう。

 

・室外機の周りに障害物や物が置かれていないか確認

たとえば、鉢植えやゴミ、荷物が付近にあると換気や排熱が妨げられます。

・ファンの回転に異常がないか、異音がしないか注意

異音は内部の故障やベアリングの劣化の兆候です。

・外部カバーやフィンに汚れや錆がないか

こまめに掃除や防錆処理を行います。

 

ただし室外機自体に故障がないのに、部屋の中や階下に振動が響いてしまうことがあります。

室外機の稼働音は低音のため、設置環境によっては床に響いてしまうことがあるからです。

その際は防振できるゴムマットを脚の下に敷くことで解消できます。

オススメは極厚ゴム100%の防振・防音ゴムマット「あしあげ隊」です。

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3.専門業者に依頼するタイミング

◆どんな症状が出たら呼ぶべき?

エアコンに異常を感じたときは、できるだけ早く専門業者に相談することをおすすめします。

・冷風が出ない、またはあまり冷たくならない

・運転中にガタガタと異音がする、異常な振動が続く

・フィルターや運転部から異臭がする

・運転中に頻繁に停止してしまう

・リモコン操作に反応しない

 

このような症状が現れた場合、自己判断だけでは解決できないことが多いため、早めにプロの修理業者に連絡しましょう。

 

◆料金相場はどのくらい?

依頼費用はサービスの内容やエアコンの種類、業者の規模によって異なりますが、一般的に1万円から3万円程度が相場です。

この範囲内であれば、適切なメンテナンスが受けられることが多いです。

 

まずは「修理」の場合。

東京都でエアコン修理を依頼できるサイトを見てみると1万円から2万円の間で設定されているのが分かります。

くらしのマーケット:https://curama.jp/aircon-repair/tokyo/

「エアコンクリーニング」の場合、1万円を切る業者もいます。

くらしのマーケット:https://curama.jp/aircon/tokyo/

 

クリーニングの場合、夏直前になると繁忙期のため予約が取りにくくなったり、金額が上がることがあります。

早めのメンテナンスをするのがいいでしょう。

 

◆賃貸の場合は要注意

エアコンの不具合で1つ気を付けたいのが賃貸住宅の場合。

近年は設備の1つとしてエアコンが最初からついている物件が多いですが、これは賃貸物件のオーナー(貸主)の持ち物です。

異音がする、水漏れしているなどの不具合がある場合は自分で直さずに貸主や管理会社に連絡しましょう。

 

貸主や管理会社に連絡をせずに勝手に修理をすると、修理費用が借主負担になる場合があります。

貸主や管理会社が修理業者と提携しているケースでは、借主が個人的に修理を依頼すると貸主が依頼するよりも費用が高くなることがあるためです。

なお、入居後に自分で設置したエアコンは対象外になるので、自分で修理会社を手配しましょう。

 

4.まとめ

これからの暑い季節、ほっと一息つける空間つくりに欠かせないエアコン。

使い方の見直しや定期的なメンテナンスをすることで、長い期間安心して使うことができます。

まずはこのGW中にフィルター掃除から始めてみるのはいかがでしょうか?